Karasawa Koichi 人と自然と野鳥のコーナー

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「井の頭公園」野外観察会(1月10日) 
唐沢孝一 2008/1/13(日) 18:49:05 No.20080113184905 返信 削除
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木鳥会(目黒区の自然観察グループ)で井の頭公園に行ってきました。第58回観察会となりました。冬鳥や冬の樹木を観察し、終了後に吉祥寺駅近くの中華料理店で新年会を行いました。

興味深かったのは、ハシブトガラスの貯食行動です。1羽のカラスがパンの破片をくわえ、樹木の下の落葉の中にそれをかくす様子を参加者全員でウォッチング。カラスが飛び去ったあと、落葉の下のパンを探したのですが、なかなか見つかりません。そしてついに見つけたのですが、「う〜ん、見つけるのも一仕事だな」というのが実感でした。
この時撮影したカラスの写真、朝日小学生新聞の取材がありましたので提供しました。掲載されたらまたご紹介します。

釣り人に魚をもらうモズ 
柴田佳秀 2008/1/11(金) 00:31:09 No.20080112195850 返信 削除
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手賀沼の南岸で、釣り人から魚をもらうモズがいました。いま手賀沼ではタイリクバラタナゴが釣れているのですが、その釣り人のそばにモズが来てタナゴをもらっています。すぐに食べるときもありますが、ハヤニエをすることもあります。3匹ハヤニエをするところを観察しました。1匹は翌日には無くなっていましたが、あとの2匹は3日経っても残っています。どういう経緯でモズが釣り人に餌付いたか不明ですが、面白い行動です。しかしながら、魚をくわえるモズはちょっと違和感がありますね。なんだかカワセミになったみたいです。

1.  唐沢孝一     2008/1/12(土) 00:32:26 No.20080112195850-2 削除
「釣り人から魚をもらうモズ」には驚きました。コサギやアオサギが釣り人から餌をもらうのは見たことありますが・・・・、モズも人馴れしているのでしょうか。

ところで、モズが魚を捕らえたり、ハヤニエにする事例、水元公園ではよくみかけました。干上がった水辺で捕らえた魚とか、釣り人が捨てたものをハヤニエにしたものと思います。水辺がある環境に適応したモズの習性ではないでしょうか。(ただし、モズが魚をくわえいるところを撮った写真は珍しいと思います)


2.  柴田佳秀     2008/1/12(土) 19:58:50 No.20080112195850-3 削除
たしかにモズの習性といえそうですね。そういえばカワセミを餌付けしている人から聞いた話ですが、餌付け池にモズが飛び込んで魚を捕らえることがあるそうです。ですから、浅瀬にいる魚もかなり積極的にとるのだと思います。
また、今回のモズが釣り人から魚をもらいはじめたきっかけらしいことが分かりました。どうも釣り人が狙いのタナゴではなくて、モツゴが釣れたときに、水ではなくて陸に捨ててしまい、それをモズが見つけたことがきっかけらしいのです。人をほとんど恐れないようすは大変興味深いです。

樹上のキセキレイ 
唐沢孝一 2008/1/12(土) 16:20:49 No.20080112162049 返信 削除
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水辺でよくみかけるキセキレイですが、たまたま頭上の小枝に飛来してとまりました。下から見上げるキセキレイは初めてでしたが、黄色い下尾筒が印象的でした。

ルリビタキ-モズに似た採餌の仕方 
唐沢孝一 2008/1/10(木) 21:58:16 No.20080110215816 返信 削除
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越冬中のルリビタキ♂の行動をみていると、モズの餌のとり方とよく似ています。低い杭や小枝にとまって地上をじっとみつめて、さっと飛び下りて小動物をとらえます。少しずつ移動しては採餌し、縄張り内を一巡して戻ってきます。
写真は、ネズミモチの枝の中で一休みしているところです。時にはこうして天敵から身を隠してくつろぐこともあるんですね。

足環をつけたベニマシコ(♀) 
篠原五男 2008/1/9(水) 21:47:29 No.20080109215134 返信 削除
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  昨年12月24日〜今年1月6日まで、千葉県野田市内の公園で♂2羽、♀2羽がセイタカアワダチソウの実を食べに現れていました。その♀個体の右足にアルミの足環をみつけたので数字が判明できるような写真を狙いました。が、なかなか難しくて、ここに掲載した写真が精一杯でした。
足環の番号はわかりませんが、参考までにお知らせします。

1.  唐沢孝一     2008/1/9(水) 21:51:34 No.20080109215134-1 削除
篠原さん、モズの珍しいハヤニエに続いて貴重な写真有難うございました。たしかに足環の番号までは判読出来ませんが、しかし、体の小さなベニマシコに取り付けられた足環が写っているだけでも大変なことです。オナガガモのような大きな水鳥でも、番号まで明らかにするのには結構苦労していますので・・・・。



“海セミ”の塩類腺は  
田端裕(かもたん) 2008/1/9(水) 11:22:39 No.20080109114002 返信 削除
愛読者の鴨川の田端です。海セミのエッセイ、とても興味深く拝見しました。『BIRDER』2001年12月号の72p・和田勝氏の文章によると、「スズメの仲間(スズメ目か?)以外の鳥には全て備わっている」とあります。また、「アヒルでの実験によると、淡水の代わりに塩水を飲ませると発達する」ともあります。海セミの塩類腺、実に興味あります。現在、アオバトについて生理学的分野にも踏み込んでいるこまたんとしては、嗉嚢のタイヒマン腺などについては勉強中ですが、塩類腺についても今後は調べてみようかと考えております。他の鳥の解剖所見など、なにかご助言がありましたら、お願いいたします。
千葉県野鳥の会に本年より入会し、いまガンカモ調査も含めて鴨川の野鳥について中間報告的な文章をまとめつつあります。このところ所用が立て込んでおりますが、一度時間を作りますので、調整していただければお会いしたいと思います。よろしくお願いします。 
嶺岡丘陵の下にも幻想的な朝霧がよく発生しますよ。

1.  唐沢孝一     2008/1/9(水) 11:40:02 No.20080109114002-1 削除
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田端さん、アオバトの観察ではいつもお世話になっております。また、いつもフィールドエッセイを愛読していただき有難うございます。
「海セミの塩類腺」については新知見です。私自身はこの分野のことはわかりませんが、とても興味深いので文献等を調べてみます。また、「鴨川の野鳥」をまとめているとのこと、楽しみです。

フィールドエッセイは登録制のためご覧になっていない方も多いと思いますので、ご参考までにエッセイに掲載した海セミの写真を1枚載せました。すっかり海(磯)の環境に適応しているカワセミです。

篠原五男さんより「モズのハヤニエ〜アカミミガメ」の観察記録 
唐沢孝一 2008/1/1(火) 18:26:31 No.20080109013727 返信 削除
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新年早々のビッグニュースです。何と、ミシシッピーアカミミガメがモズのハヤニエにされました。

観察し、撮影されたのは篠原五男さん。2007年11月、場所は千葉県手賀沼だそうです。いただいたコメントによれば、「同公園内の池には数匹の親ミドリガメがいて近くで孵化して池に入る寸前に襲われました」とのことです。

私も長年にわたってハヤニエを観察してきましたが、カメ類は初めてです。拙著『モズの話』(北隆館)p.68-71にハヤニエのリストを掲載していますが、爬虫類ではカナヘビ、トカゲ、ヤモリ、ヤマカガシ、シマヘビはあるものの、カメ類はありません。世界の初記録ではないでしょうか。
篠原さんのご好意により写真も掲載させていただきました。有難うございました。

1.  唐沢孝一     2008/1/3(木) 00:10:32 No.20080109013727-1 削除
ハヤニエにされたアカミミガメの運命について補足させていただきます。篠原さんからの便りによれば「当日撮影後、モズを追い払い、子ガメを抜いて開放してあげましたが・・・今年は竜宮城へ招待される日を期待しております」とのことでした。

ということは、アカミミガメの命は助けらていたんですね。また、篠原さんが龍宮城にご招待されることは間違いありません。が、あのお城から戻るときには「玉手箱」に要注意ですね。うっかり箱の蓋を開けると大変なことになりますので・・・(→この件、既に篠原さんには連絡済みです)。


2.  唐沢孝一     2008/1/6(日) 22:02:11 No.20080109013727-2 削除
助けたカメの「浦島太郎」の物語にひっかけて書きましたが、この件についていろんな意見やコメントをいただきました。

生物(理科)教師の方からは「子ガメをそのままにして観察します」、幼稚園の先生からは「カメさんが助かってほっとしました」、知人のAさんからは「カメの命も、モズの生活も大事・・・、ならばそっと観察するか・・・」 等々いろいろでした。

ハヤニエを調査・研究していたころの私なら、きっと「ハヤニエのカメに番号をつけ、その後カメがどのようにモズに利用されるのか、されないのか調査した」に違いありません。こうなるともう龍宮城に招待されるメルヘンはなくなるでしょうね・・・。


3.  神戸宇孝     2008/1/7(月) 19:07:06 No.20080109013727-3 削除
アカミミガメのはやにえ,初めて見ました。
すごいですね。興味深い記録だと思います。


4.  唐沢孝一     2008/1/9(水) 01:37:27 No.20080109013727-4 削除
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篠原さんより送っていただいたハヤニエの写真は3枚あまりした。3枚目を掲載します。

写真を見ると、アカミミガメが刺さっているのはセイタカアワダチソウの茎のようです。草の茎に刺さっているところが面白いです。というのも、万葉集ではハヤニエが「草具吉(くさぐき)」(草茎)の名で登場しているからです。(もっとも、万葉の時代にセイタカアワダチソウはなっかたと思いますが・・・)

新春、フィールドエッセイ「867〜870」 
唐沢孝一 2008/1/8(火) 23:41:04 No.20080108234104 返信 削除
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エッセイのご案内です。12月末にクスクス会で南房総の鴨川に出かけた時のことを867〜869回に、越年したジョロウグモについて870回(写真)に記しました。
クモに詳しいKさんの話しでは、ジョロウグモの越冬としては1月28日まで生きていたという記録があるそうです。

第870回2008年1月7日 「ジョロウグモ、越年の不思議」
第869回2008年1月3日南房総だより(137) 「海セミ・ウォッチング」
第868回2008年1月3日南房総だより(136) 「青空を旋回するノスリ」
第867回2008年1月1日南房総だより(135)「霧の中の謹賀年」

http://www1.odn.ne.jp/~aab87210/
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シロハラ 
唐沢孝一 2008/1/8(火) 21:43:40 No.20080108214340 返信 削除
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「今年はシロハラが少ないね」「去年はそこにも、ここにもいたのに」

久しぶりに出あったKさんとシロハラのことを話していた、ちょうどその時、ブッシュの中から飛び出てきたのがこのシロハラでした。しばらくじっと静止し、す〜と林の奥へと飛び去りました。

川の流れをさかのぼるヒドリガモ 
松丸一郎 2008/1/6(日) 04:18:23 No.20080107212958 返信 削除
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ヒドリガモたちが、川の流れをさかのぼっているのを見かけました。
なんでわざわざ流れの中を進むのかと思ったら、お目当ては水草(セキショウモ?)のようでした。

ちぎれて運ばれてくる葉を狙っているのでしょうか?
それともセキショウモが流水中に生えるのを知っていて、波間に見える葉をタイミング良くついばんでいるのでしょうか?

どうやらヒドリガモは"そうめん流し"を知っているようです(笑)

1.  唐沢孝一     2008/1/7(月) 21:29:58 No.20080107212958-1 削除
ヒドリガモやオナガガモなどはよく公園で人からもらった餌を食べているのをみかけます。が、自然の餌を食べているところはあまり観察していません。こんな川で水草を食べているんですね。お蔭様でまた一つ観察情報がふえました。


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