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地球星を旅する心象スケッチ・・・フィールドエッセイ

 第1685回 「輪島から金沢へ、兼六園散策」 (舳倉島-5)
第1684回 「輪島から金沢へ、兼六園散歩」 (舳倉島-4)
第1683回「何故舳倉島? 不思議に満ちた渡り」(舳倉島-3)
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唐沢孝一100冊目の著書
中公新書・新刊
『目からウロコの自然観察 カラー版
2018年4月25日発行

(定価1000円+税)



読売新聞・朝日新聞(4/22)、毎日新聞(5/4) に広告記事掲載、週間ポスト(5/25号)、サンデー毎日(6/10号)、日本農業新聞(5/26)で紹介、

★中公新書「著者に聞く」 下記をご覧ください。
     http://www.chuko.co.jp/shinsho/portal/109847.html

全国の書店、ネット販売→ アマゾン紀伊国屋書店 楽天

正誤表 (2018年5月19日現在)


著者による自著への「思い」、紹介します。

★自然観察会というと、どうしても鳥や花、昆虫などの「名前を知る」ことが中心になりがちです。しかし、
本書では、種類を見分ける「識別」についてはほとんど触れていません。図鑑ではありません。
「名前を知ること、見分け方」も大事なことですが、それだけに留まっていたのでは
自然観察は深まらないし、本当の面白さに気づかないかと思います。
では、本書はどんなアプローチをしたのでしょうか・・・?

例えば、「千葉県や東京都で自生するカタクリ」
(p.6-10)、千葉県内や東京23区内の自生地をくまなく歩きました。
すると、雑木林の比較的涼しい北側の斜面に自生していること、早春に花を終え、地上部は枯れてしまうことに気づきます。
さらに、これほど美しい花なのに、なぜ万葉集では大伴家持の詠んだ1首のみなのかが気になります・・・・?
万葉の時代に家持の詠んだ歌は、ボッティチェッリのプリマヴェーラ(春)を
彷彿とさせるものがあることにも気づきました。
「万葉集」とカタクリの分布との関係が
紐解ければ、それこそ目からウロコ
なのですが・・・・、どうでしょう。


★カタクリの花と同様に、初夏にはツユクサ(花)、盛夏にはサルスベリ(花)、秋にはヒガンバナ(花)など
身近な花をじっくりと観察し、花の仕組みと昆虫との関わり合い、開花の時期などを観察してみました。
ヒガンバナの開花の時期を、自宅の庭で何年にもわたって観察してみると、
必ずしもお彼岸に咲くとは限らないこと、しかし、同時に
平均的には、ナント、お彼岸に開花することなど
「目からうろこの」の発見でした。

★「な〜んだスズメか・・」、と言われてしまいそうな普通の鳥ですが
スズメの集団ねぐら、単独ねぐらについて、トコトン突っ込んでの観察をしてみました。
電柱のパイプを利用した「単独ねぐら」、その利用状況をほぼ半年にわたって、
夕方のねぐら入り時刻、翌朝のねぐら出の時刻を克明に観察してみると、
それまで気づかなかったスズメたちの世界が見えてきました。
p141 に示した一つの図、ご覧ください。

★「秋11 稲刈りとサギのオートライシズム」 p129-133
いまやよく知られるようになった「オートライシズム」ですが、
山部直喜さんに案内してもらい、埼玉県南部の秋の水田地帯で観察したものです。
稲刈りの作業が進み、最後の一列を刈り取るシーン、イナゴやカエル、ヘビなどが1カ所に逃げ込み
シラサギたちの活動はピークに達します。

シラサギ(白鷺)は、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギなど白い鷺類の総称ですが
稲刈りに集まってくるのはチュウサギとアマサギなぜかダイサギやコサギはほとんどいません。
何故なのか・・・、そして、稲刈りのコンバインとは何なのかを
遠いアフリカの草原に求め、アフリカスイギュウの
周囲で採餌するアマサギたちにまで
思いをはせらせてみました。

★花、鳥、蝶など四季折々の身近な観察テーマ45章で構成されています。
@「なんだろう」という好奇心、A視点を変えての発見の楽しみ、B生物の立場での観察
以上の3点を大切に、長年にわたり観察してきた成果を紹介します。
45章の全てが、著書が実際に観察し、撮影したものばかり。
フィールドで這いつくばって観察したもの
(21名の方より写真をお借りしました)

★著者からお勧めします。
自然に関心のある若い方、リタイアーしてこれから自然観察を始めたいという年配の方、
学校教育や社会教育などで自然教育に携わっている方
自然観察会のリーダーや講師の方、自然大好きな方
動植物の名前を知るだけでなく、もう一歩観察を
深めたい、と思っている皆さんへ


NPO法人自然観察大学 http://sizenkansatu.jp/

都市鳥研究会 http://urbanbirds.eco.coocan.jp/

千代田の野鳥と自然の会http://www.chiyoda-birds.net/

被爆樹木 戦災・震災の樹木について


唐沢孝一の連絡先
karakara117★smile.odn.ne.jp
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