手賀沼のツバメ 
為貝和弘 2024/1/19(金) 13:17:38 No.20240120102718
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昨年の12/27に手賀沼で確認して、手賀沼の越冬ツバメについて唐沢先生に問い合わせた件ですが、本日同じ場所で確認し写真もどうにか撮れたので報告します。

時間は前回と同じ12時前頃なので、暖かい日なら同じ時間帯に行動しているのかもしれません。

この時期に見られるということは、越冬ツバメということで間違いないですよね。

1.  為貝和弘     2024/1/19(金) 15:16:45 No.20240120102718-1
我孫子市鳥の博物館の小田谷学芸員に問い合わせてみたところ、「ここ10年くらい単発的に目撃したという報告はある。もしかしたらもっと前からいたのかもしれないが、手賀沼の何処かに塒をとって、冬季の間ずっと見られたという報告はない。」という話でした。


2.  唐沢孝一     2024/1/20(土) 00:16:44 No.20240120102718-2
12/27、1/19 に観察しているので、「越冬しているツバメ」であることは確かですが、果たして日本で繁殖して、そのまま越冬した「越冬ツバメ」なのかどうか・・・、 わかりません。(日本よりも北方で繁殖したツバメが、日本で越冬している可能性もあるからです。ただし、詳しいデータをもっていません)。


3.  為貝和弘     2024/1/20(土) 05:35:47 No.20240120102718-3
唐沢先生のご指摘があったのでネットで調べてみると、生物多様性センターのツバメの説明で、稀に冬季に見られる個体もあるが、日本より北の地域で繁殖した個体と考えられていると書いてありますね。となるとこういう習性の個体群は、日本では冬鳥という事になりますね。


4.  唐沢孝一     2024/1/20(土) 10:11:41 No.20240120102718-4
「越冬ツバメ」には、「寒さこらえて生きてます」といった語感がありますが、「冬鳥」のツバメとなると、「温暖な千葉でぬくぬくと冬越してます」となり、真逆の生態になります。
いずれにしても、ツバメが手賀沼で冬越しているとなると、(浜名湖や九州などでの越冬ツバメの生態から想像するに・・・)、沼に面した南向き斜面林の、日当たりの良い民家の屋内で塒をとっているのではないか・・・、と思ってしまいます。(あるいは、北風の避けられるヨシ原なのかも・・・、わかりません) 。 ともあれ「塒」がどこなのか・・・、それが問題です。
  (ツバメの飛翔能力からして、数十qは移動できるので、適当な採餌場所は捜せるでしょう(→拙著『都会の鳥の生態学』p.49-50)。 なので、採餌場所も重要ですが、夜間の塒場所も重要になります。夕方、どの方角にとんでいくのか・・・、どこに飛び込むのか・・・。温暖化の昨今、興味深いです・・・。続報を楽しみにしています。


5.  為貝和弘     2024/1/20(土) 10:27:18 No.20240120102718-5
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ご指摘、大変参考になります。
ただ、続報というのはなかなかハードルが高いですね。

一応、手賀沼公園で目撃した2例は、沼の東の方向に飛び去っていきました。

また、我孫子市の新木でも目撃されたとの情報提供がありました。
新木だと手賀沼からだいぶ離れてますね。


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