アズマヒキガエルの産卵 |
為貝和弘 |
2024/2/22(木) 15:19:24 No.20240225123610 |
我孫子では2/16(金)にニホンアカガエルの産卵が始まったばかりなのに、2/22(木)にアズマヒキガエルの卵塊を確認しました。場所は異なりますが、割と近い場所になります。
今日は真冬の寒さですが、日曜日から3日間ほど4〜5月並みの気温が続きました。その間に産卵されたのかも(2/16に見に行った時には産卵されていませんでした)。
ニホンアカガエルの産卵は昨年から遅れ気味なのに、アズマヒキガエルは早まってきています。この違いはなにに関係するんでしょう。温暖化が影響していることには疑いの余地はないとは思うのですが。
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1. 唐沢孝一 2024/2/23(金) 16:04:57 No.20240225123610-1
2/22の我孫子でのアズマヒキガエルの産卵記録、有難うございました。
市川市内の民家の池での観察によれば、「春一番」の吹き荒れるころに冬眠から覚め、初めて鳴きます(→初鳴日)。初鳴日から約10日前後で産卵します(『市川市史(自然編)』p118-119)。ということで、東京地方では、今年は2月25日前後に産卵するのではないかと予想しています。
■参考 2/15(金)、東京地方では「春一番」でした。
「東京ではことし初めて20℃を超えて4月下旬並みの暖かさとなり、全国的にも平年を大いく上回る気温となった。午後になると強風が吹き、東京都心では最大瞬間風速18.8mを記録した。」(報道ステーションより引用)
2. 為貝和弘 2024/2/25(日) 02:42:13 No.20240225123610-2
2/24(土)に柏市の別の場所でも、アズマヒキガエルの産卵が始まりました。こちらは卵紐だけでなく、実際に雌をめぐっての争いが見られました。
まだ全部で9匹だけで、その内の4匹が交尾中でした。この場所での産卵開始は、昨年に比べて10日ほど早いです。
またニホンヒキガエルが東京では広範囲に繁殖しているという情報があり、足立区ではニホンヒキガエルかアズマヒキガエルとの交雑種ばかりになっているという話もあるので、この9匹について両種を見分ける為の特徴について出来るだけ確認しましたが、とりあえずアズマヒキガエルのようでした。
3. 為貝和弘 2024/2/25(日) 12:36:10 No.20240225123610-3
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ece3.578
2013年の論文が見つかりました「都市部のヒキガエルの個体群混合と高い幼性生存率」ので読んでみると、東京への導入は20世紀初頭となってますね。
ずいぶんと前からなんですねえ。
その時代なら、自然生息分布域とか亜種とか考えないで、持ち込まれても不思議はないですね。
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