雪の中のレンジャク |
朝比奈邦路 |
2024/2/10(土) 09:09:11 No.20240213170622 |
富士北麓は2月5日に、今冬はじめて本格的な積雪となり、山中湖では、31cmの積雪となりました。今期は1月下旬から姿を見せ始めたレンジャクを、8日、9日と観察して来ました。約30羽の群れの主体はヒレンジャクでしたが、1羽だけキレンジャクが混じっているのも確認しました。
レンジャクというと、ヤドリギの実を食べた後、頻繁に湖や川に降りて水を飲む行動が見られるのですが、今回の観察では、レンジャクは、樹上の雪を食べていて、湖に水を飲みに行く行動は、かなり長い時間観察しましたが、一度も見られませんでした。
また、林床のほぼすべてが雪に覆われているので、雪の上に落ちた糞で、レンジャクの採餌場所がわかり、レンジャクの糞の形状観察もしやすかったです。
写真@ 夕方のレンジャクの群れ、糸状に光っているのが、木にひっかかったレンジャクの糞です。
写真A ヤドリギの実を食べるヒレンジャク
写真B 1羽だけ混じっていたキレンジャクの脱糞
写真C 雪の上に多数落ちたレンジャクの糞
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1. 唐沢孝一 2024/2/10(土) 21:19:11 No.20240213170622-1
朝比奈さん、レンジャクの貴重な情報、有難うございました。大雪とレンジャクの生態との関係がとても興味深いです。
2. 朝比奈邦路 2024/2/12(月) 17:24:59 No.20240213170622-2
雪がかなりあっても、まだ気温が低く雪が固い時間帯は、湖に降りて水を飲んでいました。
3. 朝比奈邦路 2024/2/12(月) 17:29:16 No.20240213170622-3
雪上に落ちた、レンジャクの糞の写真をもう1枚掲載いたします。
4. 唐沢孝一 2024/2/13(火) 17:06:22 No.20240213170622-4
レンジャクの柔軟な越冬生活、面白いですね。それにしても、「ヤドリギの果実」+「飲水」がセットになっているんですね。有難うございました。
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