最近、トノサマバッタを見る機会が減った気がして・・・ |
松丸一郎 |
2023/10/15(日) 20:17:26 No.20231023205930 |
ショウリョウバッタもいれば、ショウリョウバッタモドキもいる。クルマバッタもいれば、クルマバッタモドキもいる。トノサマバッタはいるが、トノサマバッタモドキというバッタはいない。
以前は草むらがあるところを歩けばいくらでもトノサマバッタが飛び出してくるのを見かけたものでしたが、最近はトノサマバッタを見かけずにいて(個人的にはトンボを見る機会が激減した頃に一致している印象があります)、ようやくそこそこトノサマバッタがいる場所(休耕田)を見つけました。
ショウリョウバッタやオンブバッタ、コバネイナゴ、マダラバッタなどはよく見かけるのですが、トノサマバッタなどの大型のバッタを見かけることが少なくなった気がしているのですが、みなさまのところではいかがでしょうか。
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1. 唐沢孝一 2023/10/17(火) 08:02:40 No.20231023205930-1
そう言われてみると・・・、確かにトノサマバッタが減りました。私も、そう思っていました・・・、が、先日、いるところにはいることを実感しました。
一つは、江戸川の国府台下から上流の土手や土手の上の道です。自転車の前に飛び出るので要注意です。もう一カ所は、市川市の北部にある市民の農園です。コスモスの花が満開でしたが、ここでも、次々にトノサマバッタが飛び出てきました。しかも、おんぶしているトノサマバッタは、近づいても飛びたたず、ついに素手で捕まえることができました。
ただ、全体としては、確かにトノサマバッタが減った印象があるのはなぜでしょうか? 同じ江戸川でも、花火大会の会場にもなった大洲などでは見かけなくなりました。どうも、生息に適した、条件のよい環境が限られてきた之かもしれません・・・・?
写真「10pまで接近しても飛びたたないトノサマバッタ」素手で捕まえました
2. 松丸一郎 2023/10/17(火) 20:31:29 No.20231023205930-2
唐沢先生、トノサマバッタ、"いるところにはいる"との情報ありがとうございました。以前は歩くたびにトノサマバッタが飛び出して来ていた草はらも、"いるところにはいる"けれども"いなくなったところはほとんどいない"、誤解を招く表現かもしれませんが局在化するような環境の変化があったのでしょうか。
3. 唐沢孝一 2023/10/18(水) 08:41:16 No.20231023205930-3
「局在化」という表現がピッタリです。これまで、普通に生息していた農地や草ッパラなどに代わって、河川敷や洪水対策の遊水地などに集中するようになった・・・、という「印象」です。
そう言えば、数日前のこと、市川市郊外にある「大柏川第一調整地」ではトノサマバッタが高密度で生息。「殿様飛蝗王国」でした。
4. 石井秀夫 2023/10/23(月) 19:28:22 No.20231023205930-4
越谷市内2か所(大吉調節池、元荒川遊歩道)では、トノサマバッタを昨年よりも多く見ているような気がします(定性的な表現で申し訳ありませんが)。
元荒川遊歩道を、10月10日に歩いた際には遊歩道及び遊歩道脇で交尾している個体を5組以上観察することができました(写真参照)。
ということで唐沢先生の『河川敷や洪水対策の遊水地などに集中するようになった・・・、という「印象」です。』と言われていることを裏付けているかもしれません。
5. 唐沢孝一 2023/10/23(月) 20:59:30 No.20231023205930-5
「バッタ類のセンサス方法」について、何かいい方法はないでしょうか。だれでもできる簡便な方法があれば、多い、少ないを定量化できるのですが・・・。 最盛期に一定の距離当たりの個体数を数えるのがいいのかもしれませんが・・・、どなたか教えてください。
鳥とちがって、昆虫の潜在的繁殖力(産卵数) が高いので、ちょっと条件が変化するだけで、極端に増減してしまいそうです。昆虫では、個体数を比較することそのことが難しいのかも知れません。
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