フィールドエッセイ「旅と自然の心象スケッチ」 第1774回


今こそ、自然観察を !!
2020年3月12日



4月7日に政府が緊急事態宣言を行ないました。
東京都では4月11日より様々な業種で営業の自粛要請や、
「三密」(密集、密閉、密接)を避ける呼びかけが始まりました。
都心での感染拡大がすぐさま地方へと分散し、全国的な感染拡大やパンデミックに繋がることが懸念されています。
  極力
外出を避け、人との接触も80%減らすことが求められています。
一市民として感染防止につとめ、外出を控えねばなりません。

しかし、その一方で、
家に閉じこもっているだけでは身体と精神の健康を保持するのは困難です。
とりわけ自然を愛するものにとって、自然観察が生きる愉しみでもあるナチュラリストにとって、
フィールドに出られないのは何とも残念、息が詰まる毎日です。

  そこで、この掲示板をご利用の皆さんに提案があります。
今、この季節に、自宅や職場などで観察したことなどをこの場に投稿することにより、
「この季節の自然観察を共有したい」と思いますが、どうでしょうか。

★カラサワールドの掲示板はこちらhttp://www.zkk.ne.jp/karasawa/bbs1/imgbbs.cgi

具体的には、ここ数日で次のような投稿がありました。ツミが巣作りを開始し、
エナガは抱卵をはじめたらしい。都市河川でカルガモの雛が孵化したようだ・・・、といったことが伝わってきます。
〇4/12「ツミの巣作り」(群馬県、吉井一仁)
〇4/10「カルガモ雛」(練馬区の三面コンクリートの河川で15羽の雛。古屋真)
〇4/ 6 「エナガの尾の気になる曲り具合」(市川市、唐沢孝一)

この掲示板は、お蔭様で沢山の方にご利用いただいています。
2020年1月1日のアクセス数回数は307万回でしたが、4月12日現在は343万5000回を記録しています。
この4ケ月で36万5000回のアクセスがありました。より多くの方に利用していただくことにより、自然情報を共有し充実した日常を保ちたいと願っています。
そのことが、カラサワールドの社会貢献の一つではないかと考えました。
  みなさんの身近なところで観察した、ささやかな自然情報を
ぜひおよせください。投稿をお待ちしています。

★身近な動植物の観察、自然情報などを投稿をお待ちしています。
  →写真がなくてもかまいまさん。
  →投稿の方法が分かりにくい場合は、唐沢孝一宛にメールでお知らせください。(投稿を代行します。)
★外出の自粛要請がありますが、その中でも、自宅やその近く、朝夕の散策、通院などの際にも観察は可能かと思います。
★同じような観察をした場合は、「返信」欄を利用してツイートしてください。

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再度の呼びかけです。

3月12日、身近なところで観察した情報を「掲示板」に投稿することにより、
幅広く自然の移ろいを感じとり、この季節ならではの動植物の生活を共有すること、
そのことが自然を愛する者にとって「社会貢献のひとつになるのではないだろうか」、と提案しました。
そしてこの間、沢山の自然情報が寄せられました。
お蔭様で各地の自然情報を共有し、季節の変化を感じ取ることができそうです。
引き続き自然情報の投稿をお待ちしています。



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